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AKIKOAOKI
集団性とそこに立ち上がる個性、その近接した関係
2018年のLVMH Young Fashion Designers Prizeのショートリストにノミネートされるなど、今年に入りますます注目の度合いを増すブランド「AKIKOAOKI」。8シーズン目となる今期は、これまでのフェミニンな印象からメンズライクなアイテムを積極的に取り入れるなど次のステップへ向かうコレクションを見せた。その背景にある思いや、注目のポイントをデザイナーの青木明子氏に聞いた。
ー2018AWのテーマについて教えてください
今期は「集団性の中に立ち上る一人の人間像」をテーマにしています。 今の社会って、多様性が非常に重視されていますよね。もちろん大切なことなんですけど、例えばユニフォームやリクルートスーツに代表されるような一見個性がないように映る集団も、きちんとフォーカスすれば、一人一人個性というのは存在していますよね。そういった「無個性」の中から漏れ出す「個性」に魅力を感じたんです。また、ある意味“抑制された特殊な集団”ながら、集団になることでひとつの個性として際立ったり、人間像を形作っていることに興味が湧いたんです。(ポジティブな意味で)「個性」を引き出す機能を持つ「没個性」に光を当ててみたいと思い、このテーマを選びました。
ーそれを思うに至った背景は?
多様性によって、個人が自由すぎてしまうことで生まれる不自由さというか、つまらなさみたいなものを感じていて。 その流れに対する個人的なアンチテーゼです。ひねくれているのかもしれませんね(笑)
ーこれまでのAKIKOAOKIのファンタジーなアプローチからは、大きく変化したように見えますね
素材やモチーフはリアリティのあるものを取り上げながらも、表現の中に通底するファンタジーの世界観は変わりません。 精神的には製作過程はこれまでと全く同じでしたね。ただ、今期を始める上で、もっとリアリティーの世界と向き合おうと考えましたね。これまでの作品がSF小説だとすると、今期は現実社会をもとにした純文学というか。現実を見すぎてしまって、超現実(シュールレアリスム)が生まれたように、現実を直視することで芸術性が生まれるのだというのが、今考えていることです。
ー2018AWはコレクションの発表の演出にも工夫があるとか
今回はランウェイ形式ではなく、インスタレーションでの発表となります。詳しい演出はぜひ実際に見ていただいてのお楽しみですが、モデル一人一人の個性というよりも、ひとつの集団としての世界観というものを楽しんでもらえるといいなと思います。テーマの一つでもある、リアリティーという面でも、ランウェイとは違った近い距離感で洋服や場の空気感を感じてもらえると嬉しいです。
ーアイテムのラインナップや見どころを教えてください
これまであまり手掛ける機会がなかったメンズライクなジャケットを多くデザインしました。かっちりしたテーラードジャケットを上手に着こなす女性は素敵に見えますよね。ベーシックなジャケットの「没個性」さが「個性」を引き出しくれる装置としても役立つと思っています。また、これまでカラフルな色や新しい素材をたくさん用いてきましたが、今回はジャケットはもちろん、コート、パンツなどほとんどのアイテムで素材・色がベーシックなものになっています。歴史あるもので新しい表現を色々と行なっているので、そのあたりにも注目して欲しいです。
DESIGNER'S PROFILE :

青木 明子 (Akiko Aoki)
2009年、女子美術大学卒業。
2009-2010年、セントマーチンズ(Central Saint Martins)でファッションを学ぶ。
2011-2012年、ファッションデザイナーである山縣良和が設立した学校「ここのがっこう(coconogacco)」のアドバンスコースに所属。
2012年-2014年、ミキオサカベ(MIKIO SAKABE)の坂部三樹郎に師事。その後独立。
2015年春夏東京コレクションでミキオサカベとリトゥンアフターワーズ(writtenafterwards)の山縣良和がプロデュースする、若手デザイナーを集めたプロジェクト「東京ニューエイジ」にて初のコレクションを発表する。

Text: Naoco Okada
AKIKOAOKI 2018AW COLLECTION
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