Editor's Note
今コレクションのメインモチーフであるカンナを、油絵の如く手書きで表現したタックパフスウェット。これはプリントではありません、手書きです。俗にハンドペイントと呼ばれる技法で、一着ずつ手書きで行うのですが、ハンドペイントといっても
ピンキリ。平面のパーツに型を取って描く方法もありますが、こちらはほぼ全て目視確認によるハンドメイド。しかも、製品を置いて書くのではなく、トルソーに着せて一着ずつ描きます。ハンドペイントの中でも熟練の技師、いやもはやアーティスト、しか手がけることができない技法にて描かれた、まさに油絵のような存在感ある佇まいは圧巻の一言かと。創業100年を超える京都の着物屋さんにお願いし、尼崎の職人さんにお手掛けいただくことで、今回実現した特別な一枚です。全て手書きですので一点ずつ表情が異なりますので、それも含めてお楽しみいただければ幸いです。
※作業工程上、無地部分の生地の風合いが一部変化しますが、あらかじめご了承ください。