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Editor's Note
今季のメインモチーフであるモンステラの刺繍を左脇にあしらった、新作のルーズ Tシャツ。今コレクションのソースでもあるFRANKIE PENWILLのアートワーク をモチーフにしながら、デザイナー宅のモンステラを描写しました。厳しい環境で もたくましく伸びゆくモンステラが今作のテーマを象徴します。 今作は二種類の刺繍とプリントからなる複合加工によってグラフィックを表現。茎の 部分のみシルクスクリーンプリントで仕上げ、葉っぱはデジタル刺繍と特殊なコード 刺繍によって、まるで奥から手前に飛び出してきそうな立体感に仕上がっています。 コード部分は編み込んだ糸を使用する最新技術で、日本ではおそらく初の試みです。 葉っぱ部分は三回に分けて加工を行うため、1日の生産数が3〜4着と大変少なく、ほぼ ハンドメイドの非効率な加工。縫製の工程も、完裁ち→左身頃だけ本縫製→中間プレス →プリントして乾かして→刺繍を1着当たり三箇所に分けて刺繍→その間に他のパーツを 縫製→最後に身頃と組み上げ という、ひじょーーに手間のかかる可愛い子です。